スタッフコラム
熱中症にご注意を!
ここ数日で急激に気温が上昇し真夏のような暑さが続いていますね。
この季節に気を付けなければいけないのが熱中症です。

気温が高いところでの長時間のお留守番や真昼のお散歩などは熱中症をおこしやすくなり非常に危険です。
また、人間が立っている時の頭の高さの温度が約30℃とするとアスファルトの温度は約55℃となり人間より地面の近いわんちゃんたちはこのアスファルトの熱さにさらされてしまいます。ミニチュアダックスフンドなどの足の短いわんちゃんたちはなおさら危険です。
●熱中症の症状
初期症状:パンティング(口を開きハアハアと浅く速い呼吸を繰り返すこと)、大量のよだれ、可視粘膜の充血、頻脈など
重篤化した状態:下痢や嘔吐、呼びかけに反応しなくなったり痙攣をおこす場合もあります。
●犬が熱中症になってしまった場合の対処
もし犬が熱中症になってしまった場合はまず体を冷やすことです。
体や頭部に水をかけ冷却を行います。
●熱中症にならないための対策
こまめな水分補給、お散歩は朝の涼しい時間帯や夕方の涼しい時間帯に行く、お家でお留守番する場合は冷房などで部屋の温度を下げることが大切です。
まだ6月ではありますが異常に暑い気温が続いていますので、犬や猫ちゃんはもちろん飼い主様も熱中症にならないようこまめな水分補給や冷感グッズを使用するなどしてしっかり熱中症対策を行い、愛するペットと共に夏の思い出をたくさんつくってください!
何か不安なことや心配なことがございましたらお気軽にお問合せや診察にお越しください。
愛玩動物看護師 荒川 玲奈