予防

Prevention

健康診断

ペットはヒトとは違って、自分の不調を言葉で教えてくれたりはしません。
また、調子が悪い時はそれを隠そうとする習性があるため、なかなか飼い主様がペットの異常に気付けないものです。
そんなペットが不調を隠しきれず態度や表情に出始める時には、症状がかなり進行している可能性があるため、定期的に健康診断を受けていただくことをお勧めします。
近年、飼育環境やフードの発達によりペットの寿命は飛躍的に伸びていますが、疾患を抱えたまま辛く生きていくよりも、元気に楽しいペットとの暮らしのためにも、病気にならないように努めていきましょう。
春(4~6月)と秋(10~11月)の期間中は、検査センターにて行われる「健康診断キャンペーン」を利用することで、通常より安い費用で血液検査(16項目)が行えます。

ぜひこのタイミングをご利用ください。

健康診断の時期

ペットの健康診断は年齢や頻度についての決まりは特にありません。
そのため、逆にいつ受ければいいのか迷う。という飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような飼い主様のために、一般的に言われている健康診断の受診のタイミングをご案内します。
「健康診断は気になっているけど、いつ受ければいいのか分からない」という方は是非参考にしてください。

犬の場合

生後6か月
最初の健康診断

~6歳
年に1度

6~10歳
年に2度

11歳~
年に2~3度

猫の場合

生後6か月
最初の健康診断

~7歳
年に1度

7歳~
年に2度

Team Hopeについて

Team Hopeとは全国の開業獣医師が中心となり動物愛護の精神に基づき立ち上げた啓発プロジェクトです。
この志に賛同した全国の病院は、「ペットの健康を保つ、ペットを病気から守る」ことを目的として活動しています。
当院もこの活動を支援し、このプロジェクトに参加しています。
ぜひ、ご来院の際は待ち時間を利用してTeam Hope監修の「ウエルネスチェックシート」で愛犬・愛猫の健康状態をチェックしてみてください。
とても簡単なので、どなたでもすぐに行えます。

Team HOPE

予防接種・ワクチン

犬の予防接種

狂犬病

法律により毎年1回の接種が義務づけられています。
生後91日目以降の犬は、飼い始めてから30日以内に予防接種を受けることが決められています。

混合ワクチン

仔犬は生後4~6週齢・7~9週齢・10~12週齢の3回接種です。
その後は毎年1回の追加接種が必要となります。
ジステンパー、パルボウイルス感染症、アデノウイルス感染症(2型)、パラインフエンザウイルス感染症、伝染性肝炎レプトスピラ病(カニコーラ、コペンハーゲ二―)の7種混合ワクチンです。

猫の予防接種

混合ワクチン

仔猫は生後8週齢・12週齢の2回接種です。その後は毎年1回の追加接種が必要となります。
パルボウイルス感染症、ヘルペスウイルス、カリシウイルス感染症の3種混合ワクチンです。
毎年の予防接種はとても大事なことです。飼い主様が責任を持って健康を管理してあげなければいけません。忘れないために当院では接種された方に、次回予定日が近づいたら予防注射案内のハガキをお送りしています。
初めて犬や猫を飼われる飼い主様には、これから必要となる予防や飼い方について丁寧に説明しています。